【浅煎り】ボリビア カフェ・ジャスミン エドゥアルド・トラ / Bolivia Café Jasmin Eduardo Tora

¥1,400

ベイクドアップルを彷彿させるキャラメルのような甘さとフルーツの酸が素晴らしいカップです。

コーヒーが冷えてくるにつれて、ストーンフルーツの甘さとともに伴う酸味が心地よく広がります。

さらに、ハチミツのような甘さが浮かび上がり、コーヒーのキャラクターやバランスに変化が現れているように感じる一杯です。

近年で最も高品質のスペシャルティコーヒーを排出するボリビア。

日向珈琲の1周年の定期便にどうしても入れたく仕入れさせてもらいました。

 

𝙁𝙡𝙖𝙫𝙤𝙪𝙧

ベイクドアップル、フローラル、キャラメル、マリック、ラウンドマウスフィール、スウィートフィニッシュ

𝙁𝙖𝙧𝙢 𝙄𝙣𝙙𝙤𝙧𝙢𝙖𝙩𝙞𝙤𝙣

農園名:

 

カフェ・ジャスミン

生産地: 

カラナビ、カラスコ・ラ・リゼルバ、ウチュマチ

標高:

 

1500m

栽培品種: 

カトゥーラ、クリオーリョ(ティピカ)

精製処理: 

ウォッシュド

グレード:トップスペシャリティ

 

 

 𝙎𝙏𝙊𝙍𝙔 𝙊𝙁 𝙏𝙃𝙀 𝘾𝙊𝙁𝙁𝙀𝙀

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ボリビアコーヒーの背景と特徴

ボリビアは、南米の内陸国で、北西から南部にかけてアンデス山脈が広がっており、その首都ラパスは標高4000m弱に位置し、「世界で一番高いところにある首都」として知られています。この国は美しい山々と谷々が特徴であり、日本では「ウユニ塩湖」などが観光地として有名です。また、注目されるのが「Death Road」と呼ばれる、世界で最も危険な道でした。この道は以前、首都ラパスとコーヒー産地であるカラナビを結ぶ主要道路として使われていました。

一方で、アンデス山脈を越えた先には、ボリビア経済の中心地であるサンタクルが位置しており、そこからブラジルに続く標高600mほどの広大な森林地帯が広がっています。この多様な地形が、ボリビアの風景と文化を形作っています。

ボリビアのコーヒー生産に関して言えば、その90%以上が北部のアンデス山系地域であるユンガスで行われています。ユンガスは南ユンガス(タケシ)と北ユンガス(カラナビ、コロイコ)に分けられ、ここで美味しいコーヒーが栽培されています。

かつてボリビアでは、ラパス近郊の高原地帯であるアルティプラーノがスペイン人入植者によって開拓されました。しかし、この地域は高地のために農業には適さず、住民たちはより肥沃で穏やかな気候のユンガス地域へ移動しました。最初はラパス近辺でコーヒー生産が行われましたが、次第にコロイコやカラナビなどの地域へと産業が広がりました。特にカラナビはボリビアコーヒーの首都として知られ、国内外から集まるコーヒーが交易される中心地となりました。

 

ボリビアのスペシャルティコーヒーの台頭

ボリビアのコーヒー産業が国際的に注目を浴びるきっかけとなったのは、2004年から始まったCup of Excellence(COE)というコンテストでした。このコンテストは特に、2009年においては7つのコーヒーロットが90点以上の高得点を獲得し、高い評価と世界的な注目を浴びました。COEは2004年から2009年までの6回にわたって開催されましたが、その後は米国政府の国際協力機関であるUSAIDの資金援助が途絶えたことから、一時的に中断されることとなりました。

しかし、Cup of Excellenceはボリビアのコーヒー業界とスペシャルティコーヒーバイヤーに大きな影響を与えました。中小規模の様々な輸出業者が主導し、COE基準でマイクロロットのカッピング評価を行い、これらのコーヒーを流通させることによって、スペシャルティコーヒーの産業を維持しています。

現在でも、COEの入賞はボリビアのコーヒー生産者にとって誇りであり、多くの生産者が品質向上に向けて熱意を持って取り組んでいます。これらの生産者が長年にわたるパートナーシップを築き、そのコーヒーは世界中で高く評価されています。COEの影響は今も続いており、ボリビアのスペシャルティコーヒーはその品質と風味の多様性によって、愛され続けています。

 

COE受賞の誇りと継続的な情熱

エドゥアルド・トラ氏は、カフェ・ジャスミンというカフェを経営し、2008年にCup of Excellenceを受賞したボリビアコーヒー生産者の一人です。彼は今なお、情熱をもってコーヒー生産に取り組んでいます。エドゥアルド氏は1985年からコーヒー生産を始め、品質向上とともにボリビアコーヒーの可能性を追求してきました。2005年にはウチュマチ地域のコンペティションに参加し、9位に入賞することで自身のコーヒーの実力を確信し、更なる高みを目指す意欲を抱きました。そして、その努力の結果として2008年のCup of Excellenceで受賞を果たすことになりました。

この受賞の経験は、エドゥアルド氏の経営するジャスミン農園の方針に今なお影響を与えています。自身のコーヒーがどのように評価されるか、取り組みが成功しているかを確認するための重要な指標として、この経験を活かしています。また、受賞によって彼のコーヒーは国際的に広がり、国内外の優れたカッパーやコーヒー関連の専門家ともつながる機会を得ました。

コーヒー生産は個々の小規模な生産者の力だけでは限られています。COEで得た賞金は、当時の彼の長女のアルミンダの進学費に充てることができました。子供たちの未来へのサポートが、彼のスペシャルティコーヒー生産への大きなモチベーションとなっています。彼はボリビアコーヒーに誇りを持ちながら、今後も継続して取り組み、その品質と価値を高めていく意欲を示しています。

Customer Reviews

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モト
甘さが心地よい

熱いうちはベイクドアップル、冷めてくるよりフルーティな酸味が感じられます。全体通して綺麗に赤リンゴの風味が感じられるのと、しっかりとした甘さもあって最高です。

日向珈琲

〒883-0052

宮崎県日向市鶴町1-7-1

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