【浅煎り】エチオピア - シェカカヨカミノ農園　ウォッシュド / Ethiopia - Sheka Kayocamino Washed（100g）

【浅煎り】エチオピア - シェカカヨカミノ農園　ウォッシュド / Ethiopia - Sheka Kayocamino Washed（100g）

Name: 【浅煎り】エチオピア - シェカ カヨカミノ農園 ウォッシュド / Ethiopia - Sheka Kayocamino Washed（100g）
Brand: 日向珈琲
Price: 1250.0 JPY
Availability: OutOfStock

¥1,250

HAPPY NEW YEAR!

2024年1月のシングルオリジン第一弾として、

エチオピアらしいスパイシーなフレーバーと白ブドウが弾けるようなシャンパンを演出。

りんごやシトラスなどの複雑なフレーバーが特徴のトップスペシャルティです。

エチオピアはイルガチャフィ、シダモなど有名な地区がありますが、今回はシェカ地区のカヨカミノ農園からのロット。

やっぱりエチオピアのコーヒーは美味しい。

そう思わせてくれる一品で。

Flavour

シャンパン、シードル、シトラスフルーツ、ティーライク、ハニー

焙煎士コメント

シダモ地区特有のスパイス感に似たニュアンスを持ちつつ、華やかさな果実感を存分に感じられるライトローストで仕上げています。紅茶のようにアロマをしっかりと体感してもらいたいため、「粉：お湯=1:17」で抽出がオススメです。複雑なフレーバーとアロマがあるので、抽出によって様々な仕上がりになるもの楽しみのポイントになると思います。

日向珈琲のドリップレシピはこちら

Farm Information

農園名：カヨカミノ農園

生産地：南部諸民族州シェカ、マシャ

標高：1900-2100m

栽培品種：原生品種

精製処理：ウォッシュド

グレード：トップスペシャルティ

Story of the coffee

2018年以来、エレアナ女史が率いるMoplaco社が展開するカヨカミノ農園は、エチオピア南西部の小さなエリアであるシェカにおいて、新たな挑戦を始めました。シェカは、エチオピアの南西部に位置し、カッファ地域の西に隣接しています。アジスアベバを中心に南西部にはシェカ、カッファ、リム、ジマが広がり、南部にはイルガチェッフェ、シダモがあり、東部にはハラーが広がっています。

この農園は、標高1900～2100mに位置する150ヘクタールの広大な森に囲まれ、コーヒーの木が栽培されています。これは一般的に「フォレストコーヒー」として知られています。

エチオピアのコーヒーは、シダモやイルガチェッフェ、ハラーなどの地域ブランドがありますが、エレアナさんがわざわざシェカに農園を設けたのは、環境への意識を喚起するためであると言われています。

近年、エチオピアでも気候変動による温暖化が進行し、これに伴いコーヒー生産が可能な土地の標高が上昇しているとの報告があります。同時に、牛や羊の飼育のための牧草地が広がり、森林伐採によって動植物の生態系にも変化が生じています。

エレアナさんは、こうした環境課題に対して警鐘を鳴らし、地域の人々に森林保護の重要性を伝えるために、ガンベラ指定自然保護公園周辺で自然環境が保たれているシェカを選びました。シェカ地区の保存状態が示すように、自生するシダ植物が目立ちます。これらのシダ植物はエチオピアに古くから自生していたものであり、森林破壊によって多くが環境変化に適応できずに消失しています。そのため、カヨカミノ農園内に自生するシダ植物は、原生の環境を保護する素晴らしい自然林の象徴であり、土地の環境問題への対処に向けたシグナルとなっています。

この地域では乾季でも雨が降ることがあり、天候に左右されずに適切な乾燥が行えるよう、収穫されたコーヒーチェリーは天日干しのアフリカンベッドと屋根つきのアフリカンベッドで丁寧に管理されています。同時に、モプラコのオフィスから多くのスタッフがこの農園に配置され、農園の成功に向けてモプラコ社のノウハウを惜しみなく注いでいます。

カヨカミノ農園はモプラコ社の直営農園プロジェクトであり、森を守りつつ高品質なフォレストコーヒーの生産を目指しています。今後も農園内のウェットミルや住環境の再整備、そしてゲストハウスの建設など、積極的な取り組みを進めていく予定です。