GAP ROASTのハロウィンエディション2025🎃
従来の焙煎設計とは全く異なるアプローチで浅煎りと深煎りの特徴を同時に体現させるギャップロースト。
人気のギャップローストシリーズに数量限定で「SPICY MAGIC」をリリース。
妖艶でダークな果実間と共に深煎り感による魔法のスパイス。
シングルオリジンでありながら、まるでブレンドの複雑さを持つ不思議なコーヒーに仕上げています。
本来、焙煎による表面の色で判断する「焙煎度」ですが、専門店でも豆の中の火の通りについて触れられることはほとんどありませんよね。
同じ焙煎度(表面の色)でも中が同じとは限らないものです。
投入温度、火のかけ方が違えば、表面の色は同じでも豆内部の状況は違ってきます。
ギャップローストは温度コントロールを行い、外と中のギャップをあえて生まれるように焙煎し、明るい果実感と深煎りのようなコクや甘みなども引き出せるように設計しました。
結果的に従来の焙煎プロファイル(レシピ)とは全く異なるアプローチで「ギャップロースト」は成り立っています 使用するコーヒー豆はエチオピアのナチュラル。
どの農園のものを使用するかはシーズンによって変わります。
時間経過とともに表情が大きく変わるのも、この「ギャップロースト」の特徴です。
通常の浅煎りとはまた違うコーヒー体験ができるはずです。
Ethiopia Bench Maji G-1 Gesha Karmachi carbonic maceration
Spicy, Blackberry, Raisin, Rum, Grapefruit, Bitter Chocolate
生産者 |
ゲシャ・カルマチ農園 |
生産地 |
ベンチ・マジ、ゲシャ地区
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栽培品種 |
原生品種(ゲシャ種ほか)
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標高 |
1800-1980m
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精製処理 |
ナチュラル |
ゲシャ・カルマチ農園
エチオピア南西部のベンチ・マジ地区は、国の中でも最も原生林が残る地域のひとつです。その中心にある「ゴリ・ゲシャ・フォレスト」はゲイシャ種発祥の地として知られ、2010年代に世界的な注目を集めました。これを契機に、これまで注目されてこなかったベンチ・マジのコーヒーも、温暖な気候と豊かな自然環境を背景に、素晴らしい風味を誇る産地として世界中に認められるようになりました。
エチオピア各地でスペシャルティコーヒーの輸出やウォッシングステーションを運営してきたTracon Trading社も、この美しい環境に惹かれ、ベンチ・マジに拠点を設立。さらに2017年には、地域の農民への技術支援を目的に「ゲラ農園」と「ゲシャ・カルマチ農園」を開設しました。
ゲシャ・カルマチ農園は、ゴリ・ゲシャ・フォレストから約15km、標高1800〜1980mに位置する150haの農園です。ここでは年間約600袋のコーヒーが生産され、ゴリ・ゲシャ原生林に自生するゴリ・ゲシャ種やゲシャ1931種をもとに苗木を育成し、生産拡大にも取り組んでいます。農園とウォッシングステーションには50名の従業員が携わり、高品質なコーヒーを新しい「エチオピアの選択肢」として届けるべく日々努力を重ねています。
カーボニック・マセレーション
収穫は熟度と色合いを基準にセレクトピッキングが行われ、収穫後もさらに再選別を実施。ベンチ・マジ・ウォッシングステーションに運ばれたチェリーは、まず水タンクで比重選別され、不良豆やフローターを取り除きます。
カーボニック・マセレーション・ナチュラルのプロセスでは、一度軽くアフリカンベッドで水分を切ったのち、ステンレスタンクにチェリーを投入。タンク内を二酸化炭素で充填し、嫌気性環境下で10日間発酵させます。タンクは冷涼で温度変化の少ない倉庫内に設置され、発酵中は温度・圧力・pH・香り・色調を細かく確認しながら管理されます。
発酵終了後はアフリカンベッドで乾燥工程へ。屋根付きと屋根なしのベッドを併用し、日射や目的に応じて調整。20〜30日かけてゆっくりと水分値を整え、均一で高品質なコーヒーに仕上げられます。
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【開発秘話】浅煎りと深煎りの特徴を共存させる焙煎を4ヶ月かけて開発した【GAP ROAST|ギャップロースト】
(↑開発秘話を記事にしてみました)
※9/30時点、ブランドサイト改装中につき、ご不便をおかけいたします。
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