【GAP ROAST #2】WILD TROPICAL-エチオピアの野生味溢れる南国感(150g)

¥1,700

【開発秘話】浅煎りと深煎りの特徴を共存させる焙煎を4ヶ月かけて開発した【GAP ROAST|ギャップロースト】

(↑開発秘話を記事にしてみました)

従来の焙煎設計とは全く異なるアプローチで浅煎りと深煎りの特徴を同時に体現させるギャップロースト。

南国を彷彿させるトロピカルな果実感フローラルと共に、深煎り感による柔らかい口当たりや甘さも感じられます。

シングルオリジンでありながら、まるでブレンドの複雑さを持つ不思議なコーヒーに仕上げています。

本来、焙煎による表面の色で判断する「焙煎度」ですが、専門店でも豆の中の火の通りについて触れられることはほとんどないと思います。

同じ焙煎度(表面の色)でも中が同じとは限りません。

投入温度、火のかけ方が違えば、表面の色は同じでも豆内部の状況は違ってきます。

ギャップローストは温度コントロールを行い、外と中のギャップをあえて生まれるように焙煎し、明るい果実感と深煎りのようなコクや甘みなども引き出せるように設計しました。

結果的に従来の焙煎プロファイル(レシピ)とは全く異なるアプローチで「ギャップロースト」は成り立っています 使用するコーヒー豆はエチオピアのナチュラル。

どの農園のものを使用するかはシーズンによって変わります。

時間経過とともに表情が大きく変わるのも、この「ギャップロースト」の特徴です。

通常の浅煎りとはまた違うコーヒー体験ができるはずです。

ちなみにアイスコーヒーでも美味しくいただけます。



■現在の使用コーヒー豆
エチオピア グジG-1 ウラガ ナチュラル


■農園情報
農園名:周辺の小規模生産者(代表ゼラレム氏)
生産地: オロミア州グジ、ウラガ、ソロモ
栽培品種: 原生品種
標高: 2095-2122m
精製処理: ナチュラル

ゼレラム・コーヒーウォッシングステーション

ゼレラム・コーヒーウォッシングステーションは、オロミア州グジ、ウラガ、ソロモの標高2000mを超える高地にあるウォッシングステーションです。Tracon Tradingが所有するウォッシングステーションで、近隣に暮らす小規模生産農家から運び込まれたチェリーの生産処理が行われています。品質向上に向けて様々なルール作りを行っており、持ち込まれたチェリーは、プロセス前に再度ハンドピックが行われ、未熟豆、過完熟豆は取り除き、均一性の高い完熟のチェリーのみを厳選し、ウォッシングステーション側がチェリーの受け入れを行います。こうすることで、結果的に生産者の意識や収穫精度が高まり、毎年安定した品質を目指しています。
 ウォッシングステーション内には、200以上のアフリカンベッドがあり、それぞれのテーブルにコードが振られており、これによって各ロットの管理が適切に行われ、広大な乾燥場でありながらも、1つ1つのロットの状況が確認できるように管理されています。

 

Guji Zone

グジは、オロミア州に属するゾーンの1つで、この地に暮らすオロモの部族にちなんで名付けられました。ECXカテゴリーでは、古くはシダモとしてカテゴライズされていた為、シダモ・グジとカテゴライズされています。ウラガ、アドラ、シャキソ、ハンベラ、ケルチャの5つのウォレダ(郡部)でコーヒー生産が行われており、ウラガは特に標高の高いエリアとして知られ、北西部の州境に行くにしたがって2800mほどの山岳地帯が広がっています。
 この地に暮らす人々は、グジの由来ともなったオロモ族を中心に、ゲデオ族、アムハラ族などが暮らしています。ウォッシングステーションは、1970年代にエチオピアに導入されたと言われており、グジや隣接するイルガチェッフェ、シダモエリアは、その走りとされており、ウォッシングステーションの歴史は古く、エチオピアのウォッシュドコーヒーにおいて、代表的な生産地、そして高品質なコーヒーの名産地とされています。

 

TRACON TRADING

トラコントレーディングはエチオピアの輸出業者のひとつです。エチオピアにとってコーヒーは、もっとも重要な農作物であり外貨獲得のための換金作物でもあります。トラコントレーディングではそのようなコーヒーに注目し、ヨーロッパやアメリカ、東洋、中東のスペシャルティコーヒー市場にエチオピアのコーヒーを輸出しています。
 また、エチオピア国内において6つのウォッシングステーションを構え、イルガチェフェとLimmu(リム)エリアには環境に配慮したウォッシングステーションを所有。品質の向上、認証の取得などを掲げ、持続的で高品質なコーヒー生産を目指いしています。
 そして、最高品質のコーヒーを提供し、エチオピアのコーヒー業界をけん引する企業となること、国際的に認知される企業をなることをビジョンとして掲げています。
 近年はエチオピアにおいてもCup of Excellenceが開催され、Tracon TradingもCOE受賞を果たし、高品質なスペシャルティコーヒーへ様々なチャレンジを日々行っています。

Customer Reviews

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Y
YOSHI
毎日飲みたくなる

酸味と苦味のバランスが絶妙でクセになる美味しさです。中煎りとはやや違った印象で浅煎りと深煎りの良いとこ取りのようなユニークなコーヒーです。毎日飲んでも飽きない美味しいコーヒーでした。

力 新保
新感覚

ギャップロースト ワイルドトロピカルを初めて飲んだ時にエチオピアの違う2種類の豆の珈琲を一度に飲んでる様な感覚でした

飲み始めと後口で印象が違って自分は飲み始めが深煎りで後味が浅煎りかなと感じました

初めて感じた味の二重奏 最高でした☕

日向珈琲さんの違う珈琲も飲んでみます。

上野
未知のコーヒー

ギャップローストの感想です。少し長くなります。

 このコーヒーの味わいは複雑ですが、ブレンドコーヒーのそれとは全く異なるものです。

 一つの液体の中に相反するフレーバーが混在しているにも関わらず、それらの全てが「一つのシンプルな輪郭」の中に収まっています。このようなコーヒーは初めて飲みました。革新的な発明だと思います。印象は「混じり気のない液体」でありながら、その深淵には「相反するフレーバーの混在」を感じる事ができる…。頭がクラクラするような、とても衝撃的な味覚体験でした。

 不思議な味わいで、全てを言葉で表すのは難しいです。興味があるなら、まずは試してみましょう。味の好みはあるでしょうが、少なくとも知的好奇心は満足できると思います。

 豆の使い勝手についても書いておきます。正直言うと、(コーヒー好きとしては嬉しい事なのですが)少し困ってしまいました。
 普通のコーヒーであれば、焙煎の深度によって短絡的に最適な温度の目安を設定してしまえるのですが、この焙煎にそういった感覚を持ち込むのはなかなか難しいです。「温度を纏った水」という触媒にコーヒーから成分が浸み出していく…ということを原理的に考えないといけません。

 上手に扱えたら、この豆のポテンシャルは無限大です。多分、普通に飲むなら80〜85℃くらいが良さそうですが、自分なりの抽出法を見出すのも楽しいと思います。

貫太 黒木
これは傑作。

バランスの良い味わいで、かなり美味しかった。また購入したいと思います!

ひ.
トロピカルとチョコレートの両立

85℃で抽出すると完熟ベリー、赤い果実のジューシーさを感じることができます。そして長めのチョコレートの甘みの余韻。
焙煎士さんおすすめの90℃だと浅煎りエチオピアならではのレモンティー。冷めてくると蜂蜜の甘み。
ホットはもちろんアイスコーヒーにしても美味しいです。

日向珈琲

〒883-0052

宮崎県日向市鶴町1-7-1

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