JUICY and TROPICAL FRUIT with NICE SWEETNESS
とにかく甘くてジューシーなケニアが飲んでもらいたくて、今回ラインナップ!
ケニアといえば、明確でインテンシティの高い酸が有名ですが、そこを甘さに転換して楽しんでもらえる焙煎設計でご案内できたらと思っています。
ここは日向珈琲の味作りとも非常に親和性があるコーヒーとして、きっと楽しんでいただけると信じてお包みいたします。
味わいとしては鮮やかなオレンジやストーンフルーツ、キャラメルのような甘さが引き立つような印象のトップスペシャルティです。
アフターがちょっぴりティーライクで少しずつ気温も上がってきたので、体が欲するような飲み心地の良さもあります。
アイスにしても美味しいので、気分転換にもぜひ飲んでみてください。
Flavour
Orange, Pear, Mango, Green Apple Caramel, Bright acidity
農園
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ギキリマファクトリー
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生産地
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ニエリ地方
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標高
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1,800m
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栽培品種
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SL28,SL34他
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精製処理
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washed
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Story of the coffee
ケニア山を望む高原地帯に位置するギキリマ農園
アフリカで2番目に高い標高を誇るケニア山を含む世界遺産「ケニア山国立公園」と、多様な野生動物が生息する「アバーディア国立公園」の間に広がるニエリ地区。この地域はケニアでも特に高品質なコーヒーの産地として知られており、そんな理想的な環境にギキリマ農園は位置しています。
恵まれた自然条件と二度の収穫
ギキリマ農園は、日照に恵まれた傾斜地でコーヒーを栽培しています。標高と地形が相まって、コーヒーに豊かな風味を与えるのです。年に2回の収穫があり、10月〜12月の「メインクロップ」と、4月〜6月の「フライクロップ」があります。年間降水量は約1,900mmで、地理的に2つの雨季があるため、コーヒーの栽培にとって非常に適した環境となっています。
品質を支える丁寧な処理と環境への配慮
収穫されたチェリーは、生産者の手によって丁寧に選別され、その後パルピング、発酵、水洗、ソーキングという工程を経て、アフリカンベッドで7〜15日間乾燥されます。この丁寧な処理が、ニエリ特有のリンゴのような明るい酸味と、ピーチを思わせる甘さを引き出します。
また、ギキリマ農園のミルでは、使用した水の浄化にも取り組み、環境保全にも配慮。生産者たちは「コーヒーマネジメントサービス(CMS)」のガイドラインに基づき栽培を行い、農業セミナーやトレーニングにも積極的に参加しながら、持続可能で高品質なコーヒーづくりに取り組んでいます。