いつもはフレーバーの説明をさせてもらっていますが、今回はどうしても農園にフォーカスを当てたい…
パナマ•エスメラルダは、世界中のたくさんの農園がある中で最も有名なものの一つです。
知らない方はぜひ覚えて欲しい名前です。
2004年のBoP(ベストオブパナマ)というCOEにも並ぶ世界的品評会で、当時世界最高額だったポンドあたり$21で落札されました。
そこで『ゲイシャ種』にスポットライトがあたり、世界的に有名な品種として扱われるようになった歴史が始まった農園なんですよ。
この機に一度エスメラルダ農園のコーヒーをぜひ体験してみてください。
𝙁𝙡𝙖𝙫𝙤𝙪𝙧
レモンピール、ブラウンシュガー、アーモンド、シトリック、シルキー
𝙁𝙖𝙧𝙢 𝙄𝙣𝙙𝙤𝙧𝙢𝙖𝙩𝙞𝙤𝙣
農園名 : エスメラルダ農園
生産地 : チリキ県 ボケテ ハラミージョ地区
標高:1400m
栽培品種: カトゥーアイ
精製処理: ウォッシュド
𝙎𝙏𝙊𝙍𝙔 𝙊𝙁 𝙏𝙃𝙀 𝘾𝙊𝙁𝙁𝙀𝙀
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「ダイヤモンドマウンテン」について
「ダイヤモンドマウンテン」は、ラ・エスメラルダ農園にて栽培されています。このコーヒーは、パナマ西部のバルー火山の麓に広がる農園で育まれており、平均標高は1400m。恵まれた豊富な雨量と共に、農園内には天然林が保護されているなど、美しい自然環境に囲まれています。さらに、農薬は不使用で、完熟した実だけが手摘みされ、収穫後の加工も細心の注意が払われています。そのため、「ダイヤモンドマウンテン」はまさに世界トップクラスのコーヒーが生み出されるための理想的な環境が整っています。
穏やかなマイクロクライメート
この地域では年間の降水量が4000ミリもあり、非常に多い降雨が特徴です。しかしながら、乾季には風が非常に強く吹くため、自然林が残されています。これらの自然林は風よけの役割も果たし、この風よけの森がなければコーヒーの木は倒れて生育できないでしょう。また、この風よけの森があるおかげで、ボケテ渓谷を挟んで西側に位置するボルカンシートやアルトキィエルと比べて、降雨量が多く湿度が高い状態が続いています。
気温は常に10℃未満にはならず、最高気温も25℃程度という温和な気候が特徴です。
生産プロセス
コーヒーの生産プロセスは以下の通りです:まず、収穫後にコーヒー豆は6〜8時間の発酵を行います。その後、コンクリートのパティオに広げられ、5日間にわたって自然の日光で乾燥され、豆の水分量が30%まで減少します。その後、乾燥機を用いて残りの水分を取り除きます。最終的には、選別機によって豆が精製され、品質管理室でカッピングテストが行われた後、出荷の準備が行われます。